イッツ ア スモールワールド。

最近、世間はせまいなー、と思うことが続けて2度ありました。
ここに住んでると、「ねえねえ、○○って知ってるぅ?」「うん、知ってる知ってる」「あ、つながったねー」
と言う会話は日常茶飯事なので、もう珍しくもなんとも思わなくなったのですが、
今回続けてあったのは「地球規模」。日本とドイツをはさんでのことでした。

1つ目は以前から、同じ大学だと聞いていた人が、実は学生時代、中国語の授業のクラスメイトだった子の元カレだったということ。
まあこれは、「同じ大学」と言う話を聞いていた時点で、誰か共通の知り合いがいるだろうなー、と予感していたので
まさかこんなところであの子の名前を聞くなんてねー、という驚きで終わりました。

そして2つ目は、最近ちらっと張り紙で見かけたアトリエ展の主催者(指導者?)の方が、
なんと中学2年のときに1年間美術の先生をしていた人だったのです。
非常勤の先生だったので週に1回1時間、美術の時間に美術室でしか会わなかったし、個人的にしゃべった記憶もないんだけど
記憶の片隅にその先生の名前が残っていたんですねー。
さらに、ダンナと同郷の絵描きさんがこちらにいることを以前からダンナのお母さんから聞いていたのですが
どうやらこの私の元先生はその絵描きさんと一緒に仕事もしているらしく、
さらに去年ダンナのお母さんがこちらに遊びに来た際にバスの中で一緒だった女性の息子さんこそ、この私の元先生だったという・・・・・。
なんだか不思議なご縁を感じますね。私も絵を習いに行ったほうがいいんでしょうか。。。


ほんとに It's a small worldな話です。
どうでもいいことなのですが、このIt's a small worldの歌の日本語の歌って昔音楽の時間に習いましたが
「せーかいーはせーまーいー」という歌詞にはすごく違和感を感じたのを覚えています。
だって「せまい」ってすごくネガティブな言葉ですよね。
子供心に、「なんでこんな明るく『せーまーいー』とか言っちゃうんだろ、変な歌」と思ったのがいまだに強烈に覚えています。

最近目からウロコだったこと。

少し前に、某掲示板(この街で住んでいる日本人にはおなじみの、あのサイトです)で盛り上がっていたのが
「新鮮な野菜はどこで買えるのか?」と言う話。
私ももう4年近く、「この国ではおいしい野菜は食べられない」とか「この国は食文化に乏しい国だ」とか信じてきましたが
その掲示板での討論(?)はまさに目からウロコの話でした。
要は、「日本は良い物が降って来る国で、ここは良い物を取りに行く国だ」ということ。


こちらのスーパーで売っている野菜やお肉ってすごくしなびていたり、傷んでいたり、「何でこんな物売ってんの?」とボヤきたくなるものが多いけど
そもそもこちらのスーパーと言うのは、安さと利便性(といっても日本でのそれとは比べ物にならないけど)だけを追求した形であって
その代償として物の質やら新鮮さやらが二の次にされているものらしい。
で、質を求める場合はどうするかというと、個人商店(肉屋や八百屋など)を1件1件周り、
さらに新鮮さを求める場合は車を飛ばして郊外の農家などに買いに行くのだそうな。
そう、ここでそこそこの質の材料を手に入れようとすると買いに行く手間と時間とお金を惜しんではいけないのだそうです。


かたや日本では大きなスーパーになればなるほど、安くて新鮮で品揃えが豊富、ですよね。
個人商店なんて品揃えは良くても値段では負ける、すると回転が悪くなるので質も落ちる。その結果スーパーに負けて閉店してしまう。
前から何でここではいまいち大きなスーパーがなくて、個人商店がこんなに残っているのだろうと不思議に思っていました。
値段だってスーパーの1.5倍ぐらいするし。
でもその理由は「スーパーが質と安さを同時に追求しない」ということだったんですね。


じゃあ質も安さも追求するスーパーを作れれば大儲けできるんじゃない?!と思うのですが、なんでできなかったか。
ここからは憶測ですが、これってもともとこの国の人は狩猟民族だったからなのでは?
つまり、彼らは「獲物は自分で狩りに行く」民族な訳です。
きっと彼らは良い物を手間と時間をかけて手に入れることに喜びを感じているに違いない。
それこそがきっと何よりも「おいしい!」と感じさせるスパイスな訳です。
それに対して日本人は農耕民族なので狩りに行かずにその場でどんどん生産していく民族です。
採りに行かなくてもひとりでにどんどん出てくる。
良い質のものを少しでも安く出してくるお店が勝ち組となる社会なんですね。


その前にこの辺の人ってそんなに食にこだわるわけ?と思いますよね。
私もその辺はよくわからないんだけど、あるところにはあるのがこの国なのだそう。
日本のように言わなくても出してくれることはないけれど、知る人ぞ知る物があちこちにあふれているのだそうです。
スーパーで買うことこそが安さと質を満足させられると信じている日本人(私も含めて)が
安さだけを求めているこちらのスーパーを見て食文化のない国と思ってしまっているのは
こうして考えるとなんだかもったいないことですね。
日本人が全く思いつきもしない郊外のどこそこで今日も上質な何かを求めて行列ができているのかもしれません。


で、最近試しているのが近所のお肉屋さんで買うハム。
スーパーのパックのハムより高いし、いちいちおばちゃんに「これをどれだけちょうだい」って言わないといけないので面倒なんだけど、確かにおいしいです。
これまでは値段ばかりに目が行ってしまってなんとなく敬遠してたのですが
高い分だけ新鮮で安全なんだなー、とかみしめながら食べてみるとまた買ってみようかなと思えるようになりました。
子供に食べさせるものはちょっとでも添加物の少ないものがいいし。
無理して高い物を買おうとは思わないけど、せっかくだからひとつぐらいこの国ならではのおいしいものを楽しむのも悪くないですね。


それにしても野菜一つにしてもこんなに国民性がはっきりと現れるとは。
4年たって初めて知った一面でした。
なんかこれで論文一本ぐらい書けそうだな。 

シングルタイム

昨日から息子はカゼをひいています。一日のうち何度か熱が出ては下がりを繰り返しています。
少し前から変な咳をしているな、と思っていたらこのとおり。
この時期はどこの子もゴホゴホ言ってます。季節柄、仕方がないですね。
皆さんもインフルエンザやカゼにご注意。


で、体調が悪いせいか息子は少し早めに就寝。
ダンナも昨日は月曜だというのにもかかわらず送別会で午前様だったので
今日は息子が寝たと思ったら同じくソファでいびきをかいていました。
というわけで、ただいまシングルな時間を満喫しています♪
息子は発熱時はひと時も傍を離れさせてくれなかったので私も今日はお疲れ気味でしたが
思わぬところで休憩ができそうです。
早くよくなってくれないかなあ。

早寝早起きその後。

気付けば前回の更新からはや2週間近く・・・・・・。
早寝早起きは順調に続いています。
最近ではこの私が人並みの朝食を作って食べるようになり、
朝から家族で食卓を囲むような毎日です。あーーー信じられない。
でもこの早寝早起きのおかげなのかなんとあの夜泣き太郎の息子が
朝まで寝るようになりました。
「卒乳したら朝まで寝るよ〜」と言う声を信じて卒業させたのに裏切られてはや5ヶ月。
原因は母子ともにだらだらと寝ていたことだったようです。
最近では待望の「さっき寝たと思ったのにもう朝だった!」というような深い眠りを堪能しています♪


というわけで、私も息子も、そしてまともな朝ご飯を食べられるようになったダンナも
今のところ「早起きは三文の得」を実感しているのでありました。

生活改善

新しい年になってはや1ヶ月以上が過ぎました。
実は今年に入って始めたこと、それは生活習慣の改善。
一番大きなのは息子と二人そろっての早寝早起き。
なーんだ、そんなこと?とあきれられるかもしれないけど、
私は昔からとにかく寝つきが悪く、横になれば1分で眠りにつくダンナがとても恨めしかったのだけど
寝つきをよくするために少しずつ起きる時間を早くしていくということを実行しているのです。
そして、私のこの寝つきの悪さをそっくり受け継いだ息子も同様に、朝容赦なくたたき起こす。
これまでは早起きさせた後の機嫌の悪さを思って自分で起きてくるまで寝かしていたのですが
ここ1ヶ月は朝7時25分からのトーマスのテーマ曲が彼の目覚まし時計になっています。
でも人間の習慣ってすごいですね。最初は機嫌の悪かった息子も最近では7時過ぎににこにこと
自分で目を覚ますことも増えてきました。

7時半って・・・・遅っ!と思ってる?
いやいや、この時期のドイツの朝7時半って真っ暗でさながら朝4時ぐらいの雰囲気。
これから少しずつ夜明けが早くなっていったらそれにあわせてもっと早く起きます!(きっぱり宣言。)

・・・・あ、ていうかこの日記、パン屋さんにお勤めの方も読んでいるんだった!
パン屋さんの起床時間と比べるのは無しね!

つかの間の休日。

週末はパリに行ってました。ただいま訪独中の義両親と一緒に総勢5名での小旅行。
パリは約3年ぶり、今回で私は4回目ですが何度行っても楽しい!
たぶん住むと嫌なことも多々あるんだろうけど、観光で行くにはとても私好み。
ドイツの片田舎(といってもドイツの中では大きい方なんだけど・・・・・・・)に住む者にとっては憧れの街です。
今回はたまたま冬のSOLDEの時期だったため、あちこちで「40%OFF」「50%OFF」というステキな文字が。
ねらっていたカバンもディスカウント価格で買えたし、プチバトーの服(息子用ではなくわたし用)もまとめ買いしちゃいました。


ところでKanenaga氏、前にパリで中山○穂とニアミスした日本食レストランってどこなの?
今回は和食党の義父と一緒なのでなるべく食事は日本食レストランでしていたのですが、パリも日本食のレストランって多いね。
今まで観光スポットしか足を運んでいなかったので、今回はパリ在住日本人向け地域ものぞけて新しい発見でした。
あの辺にも中山○穂や中○江里子、雨宮○子が来るんでしょうか???


ちなみに息子は凱旋門エッフェル塔も興味はなく、彼が一番うれしかったのはフランスのパトカーとTGVが見れたことでした。

自宅軟禁5日目

今日も朝は青空だったのにその後すぐ真っ暗に。また雪が降りそうなお天気です。


さてその後おっさんはどうなったでしょうか。
昨日あの後管理人(最初管理人の兄ちゃんがおっさんとアポをとってくれた)に電話し
「おっちゃんこないんだけど」と言うと「今日じゃないで。水曜。」と言われた。
うっそー!?こないだ火曜って言ったよねえー???
ドイツ語の火曜と水曜と言う単語は似た単語ではないので聞き間違えたとは思えないんだけど。
でもやっぱりその後の会話でそう言ってたのかなあ。と思ってしまうところが悲しいのだけれど。


そして今日、また朝からスタンバって、でも内心「また来なかったりして。」と思っていたら
案の定12時すぎても来ない。
やっぱりね、と思い、今度はおっさんの直通電話にかけてみて「あなた、うちにいつ来るの?」と聞いてみる。
おっさん、「・・・・・・・・」
私「え、だって○○さん(管理人)と約束してるよね?」(ほんとにそう言えてるのかは不明。)
おっさん「え?何か問題あった??」


うそーん。
なんなんだ。これだからこういう修理関係のおっちゃんらは当てにならない。
ほっておいたら忘れ去られるところだった。
というか、一体あんたたちどういう会話したわけ??
だいたい管理人の兄ちゃんの「水曜やで」と言ってる時点からちょっと怪しいとは思ってたんだけど。


で、結局「今日は家にいるんなら後で行くわ〜」と言われました。
あいかわらずストレスのたまる毎日でございます。