帰国終了。

3週間の日本ライフもあっという間に過ぎ、
とうとう帰ってきてしまいました、この冬空の下に。
日本はようやく残暑も終わり、秋風が気持ちいい季節ですが
こちらはすっかり晩秋で、マフラーを巻いている人もちらほら。
昨日なんてFusssack付のベビーカーを目撃してしまった。

さて、まずはご報告。息子は無事卒乳致しました!
泣き叫ぶこともなく、眠れないこともなく、帰国後3日間で難なくクリア。
やはり1ヶ月前からの「あと○○日でおしまいやで〜」コールの
効果があったようです。
ひとつ大人になった彼が少しまぶしく見えます。
それよりも飲んでくれる主を失ってカチカチになった自分の胸が悲しかった。
そして今やしゅーっとしぼみ、ウワサどおり「3割減」となってしまいました。
たくましくなった二の腕に続き、これも子育ての勲章としてあきらめるかな。

帰国中はいつものように買い物に、両親や友人、親戚との再会にと
盛りだくさんの3週間でしたが、
今回印象に残ったのは帰りの道中出会ったたくさんの人たち。
これぞまさしく一期一会の出会いだったように思います。
息子と全く同じ生まれ年&生まれ月のお孫さんがいるご夫婦。
9ヶ月の男の子を連れて今からニューヨークの自宅に帰るという
ママとそのお母さん。
「僕は男の子が欲しかったんだけど、娘ばっかりでね〜」と子供の話を
うれしそうにし続ける、ポーランド出張にむかうすっかりできあがったおじさんたち。
今から10日間のヨーロッパ周遊ツアーに行くという団体さん。
「うちの嫁なんて孫を連れて帰ってきたためしがないわよ、見習ってほしいわ〜」と
お嫁さんのぐちをこぼしていたおばさんとそのご主人。
みんな一瞬の時間を共にして、その後世界各地に散っていきました。
多分もう二度と会うことのできない人たちなんだろうけど、
あの人たちの中でちょっとでも私と息子のことが
思い出になっててくれればいいなと思ったのでした。

まだまだ日本の余韻をずるずると引きずっていますが、
いつもの生活を再スタートしたいと思います。