反省。

今日近所の公園に行こうと大通りを歩いていた。ちょうど向こう側からこちらに
渡る横断歩道があるあたりを横切ったとき、横で「かつかつかつっ」と
人がつまづく音がしたかと思った瞬間、ひとりのおじさんが道路に倒れこんだ。
おじさんの顔が少し赤ら顔だったせいもあって私は酔っ払いが
泥酔して倒れこんだものだと思い、そそくさとその場を離れた。
でもおじさんはそのままぴくりとも動かず、目は閉じたまま。
どうやら突然気を失ったらしい。
信号待ちしていたドライバーたちは事態を察して次々と降りてきた。
みんなおじさんの脈を調べたり、救急車を手配したりしている。
次々と野次馬も集まってくる中、救急車が来ておじさんは運ばれていった。


さて、その最中私はなす術もなく、ぼーっと遠めにその一部始終を見ている
しかできなかった。でも本当はそのおじさんが倒れたとき一番間近に居たのはこの私。
他の人がこういう緊急事態にてきぱきと動く姿を見て
私にも何かできたんじゃないかと罪悪感を感じてしまった。
とっさの時に救急車を呼ぶ番号すらよく覚えてない自分に深く反省したのでした。
あのおじさんが今ごろ無事回復していますように・・・。